eDaily kya4 −絵日刊きゃ４−

というわけで、無事に初オペラが終了しました。
私、10数年前までは、冠婚葬祭以外に化粧したことがないような人間だったので、今でもメイクは得意ではありません。
顔も基本は絵を描くように描いていますが、たださえ素材がよろしくないのに年々キャンバス（肌）は凸凹が酷くなり、目は老眼になり…。舞台メイクは濃い色でがっつり描かなければいけないので、Ctrl ＋ z（元に戻す）と左右反転が欲しかったです。もうアナログお絵描きには戻れないのアタクシ…。

金曜のGPから日曜の千秋楽まで、3日間楽屋に荷物を置いて、同じ面々で過ごした日々。
終了後はそれぞれ挨拶を交わし、名残を惜しんでお別れしたのですが、閑散としてきた頃にお声がけくださった方が、イコラの方だったのでびっくり。
もっと早く言ってくださればよかったのに😭

昨日は東京ユヴェントスフィルの活動再開記念演奏会で、マーラー交響曲「復活」の合唱を歌わせていただきました。

昨年、参加を申し込んだ時には、「マーラーの復活っていう曲があるんだ〜」程度の認識しかなかったワタクシ。
事前に3ヶ月間、リモートで3人の先生方による合唱指導と、1回の対面練習、2回のオケ合わせのみで当日を迎えました。でもこの字面だけでは伝わらない、素晴らしい感動がありました。
すっかり暗譜していたとはいえ、リハで使うかもしれない楽譜の入ったiPadを家に忘れるという失態っぷりでしたが、当日のゲネプロのご指導でも一段階ステップアップできたような気がしました。
合唱の先生方、そして坂入マエストロ、貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

終了後に、リハ時の集合場所でお疲れ様会（立ったままお疲れ様でしたって言うだけの会）があったんですが、先生方とマエストロのご挨拶の後、たった1人で事務局を取り仕切ってくださっていた若きホープ、山本さんもご挨拶くださいました。
団員が挨拶する先生方をバシャバシャと撮影していたので、山本さんが挨拶を始めようとしたらヒューヒューという歓声とともに、先生方がすかさず撮影体制に。すると、それまで恐縮したような面持ちだった山本さん、突然豹変し、モデル立ち（笑）。
最後に全部持っていかれました。面白すぎた。
山本さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

今日はユヴェントスの復活、二度目で最後のオケ合わせ。
ソリストの方もいらしてて、お二方ともそれは素晴らしい歌声だったんだけど、さらに感動したのが、合唱では散々指摘されていた、子音の響かせ方。
後ろで聞いてるのに無声音がものすごくはっきり聞こえる…。プロの方って本当にすごい。テクニックが違いすぎる。

それはさておき、今日は合唱指導の先生方が3人勢揃い。それだけでなんか嬉しい。
優しく楽しく、でも内容は厳しく😅指導していただいた。
来週はいよいよ本番。
残席わずかだそうですよ〜。

そして始まる前に谷本先生とお話ししていたら、もう1人IRCの方がいらして、先生が紹介してくださった。
その方、私が本名で挨拶した時は遠慮がちだったのに、先生がきゃしーと言った途端テンションが変わられた（笑）。
その後も、これまでに何度かお話ししたMさんから、あらためて名前を尋ねられ。
もはや「きゃしー」じゃないと通じない方続出。はっはっは。

昨日は8ヶ月ぶりに新浦安へ。松井亜希女王陛下（←先日のアントネッロメサイアでのお姿が、私には女王陛下に見えたのです…神々しかった…）のアフタヌーンコンサート、Extra Editionに行ってまいりました。

思えば、美紀先生の沼にどっぷりハマったのは、4月のこのアフタヌーンコンサートがきっかけでした。
あの感激ふたたび。女王陛下featuring美紀先生with谷本先生のピアノ。
ああ幸せだった…。歌声を聴いているだけで涙が出てきましたが、化粧が崩れるので必死で溢れないようにキープしました。
なんという俺得コンサート。1日早く、素晴らしいクリスマスプレゼントをいただいてしまいました。

昨日はオペラの練習で東陽町へ。4日連続で夜の外出という、不良主婦の面目躍如。っていうか若くないので、ヘロヘロです。

キャストさんも入っての立ち稽古だったんだけど、休憩後に演出家の方が数人の名前を読み上げている。なぜか苗字でなく下の名前で（笑）。…え？わ、私も入ってます？？

何事かと思ったら、ヒロインのデズデモナと一緒に舞台の後方を歩く役を、衣装の色で決められていたらしい。
ていうか今回の衣装、ガチなんですよ。てっきりその他大勢はそれっぽい服装を適当に着るんだと思ってたんですが、先日衣装合わせに行ったら、マジのガチ貴族。すごすぎ。
で、たまたまドレスがパステルカラーの人が割り振られて、それを演出家の方が「パステルセブン」とお呼びになったので、頭の中が一瞬戦隊モノになりました。ゴーグル5か。
一応ドレスはネタバレ防止でモザイクをかけました🤣

昨日に続き、ユヴェントスの練習で、今日はオケ合わせ。
18時15分に川崎…って…今日は16時から待ちに待った、イコラのライブの日！！！い、移動時間が…い゛や゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛！！（汚い高音）

というわけで、15時には川崎に着き、長居できそうな店を物色。しかし巨大商業施設ラゾーナのレストラン街はどこも激混みで、会場であるミューザ川崎の方を見やると、マックが見えた。
この際マックでもいいか…と歩き出したら、なーーんとミューザ1階にサイゼリヤがあるじゃないですか！！
えっ、ここはミューザじゃなくてミューズ（神）なの！？私のためにサイゼリヤ作ってくれてたの！？

かくして、まずは遅めの昼食をとり、ドリンクバーで飲み物を確保してからiPadをスタンドに置き、Bluetoothキーボードスタンバイ！（←全部持っていった）
16時には店内の片隅でニヤニヤしながらチャットをする、気持ち悪い人になっていました。
トイレが店外でちょっと遠かった以外は、マジ神でした。

今日は川口リリアホールにて、アントネッロのメサイアへ。
言語に尽くし難い感動でした。

普通なら合唱団＋ソリスト数名、という構成でしょうが、今回は素晴らしいソリスト13人による合唱。贅沢すぎる。
そして古楽器のオケがまた素晴らしく。舞台に乗っている人数を見ると、「そんな人数なわけなくない？」と思ってしまう大迫力。まさに天上の音楽でした。

もちろんチケット代を払って拝聴したのですが、え、これ、もはや実質無料っていうか、こちらがいただいているものの方が多過ぎません？いいんですか？

ラストのアーメンの直前から、涙が溢れてきました。感動してリアルに泣くの、久しぶり。
全人類が聴くべきコンサートでした。聴けてよかった。

来年1月に参加することになっているオペラなんですけど、本当は去年の7月に公演の予定でした。
それがコロナで延期となったんですが、以前は間違いなくタイトルが「オテッロ」だったんですよ。
で、ずっとそういうものだと思って、ついさっきまで友達に案内するのに「オテッロ」って書いてたんですけど、よく見たら現在配ってるチラシも主催者からくるメールも「オテロ」になってるじゃないですか。
全然気がつかなかったよね。
教えて？
変わったって誰か早く教えて？

決して「イタリアのことはわかってるんだよ」的なドヤ顔でオテッロって言ってたわけじゃないんですよ？
信じてもらえます？？

そんなわけで（どんなわけかは省略）、来年の1月、オペラの合唱にチャレンジすることになりました。
舞台に出て小芝居しながら歌う（多分）ので、当然暗譜せねばならず、イッタ〜リア語だからすんなり頭に入るわけもなく、ちまちま覚えています。

なんとか1幕は歌詞まで暗譜できて、入るきっかけの練習に、YouTubeの動画に合わせて歌っていたんですよ。
最初はカラヤン指揮の映画みたいな動画を見てたんだけど、2幕を見たら、なんか楽譜をすっ飛ばしてて、ああこれが、先日Uさん（誘ってくださった方）が言っていたバージョン違いというやつか、と、他の動画を探してみることに。
すると私でも名前を知っているプラシド・ドミンゴがオテロ役の舞台動画がありまして。2幕も少し歌詞が違うとこがあったけどまるまる入ってて、よしよしとしばらくそれで1幕を繰り返し練習してたんだけど、今日初めて3幕を見てみたら、おいおい、合唱の入る直前から全然違うじゃんよ〜。どんだけバージョンあるんすかオペラ。
ま、そういやレミゼだって、初演から随分変わってるもんな〜。
3幕がアーリドラーテのバージョンと同じ動画あったら教えてください（笑）。