eDaily kya4 −絵日刊きゃ4−

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年配の方にありがちなこと

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告別式の翌日、おばあちゃんが2階に上がってきてこう言ったんだけど、真っ先に頭に浮かんだのは
「私、まだ死んでませんけど?」
だった。

後からわかったことは、紙位牌という文化があって、近い親戚に配るらしい。本物の位牌と同じく戒名を紙に書いてもらい、住職がお経をあげたものだそうだ。で、それをこの辺では俗に「戒名」と呼んでいるとのこと。

ここまでの理解が一切ない状態で要不要を聞かれ、どういう意味なのかと質問をしたら、「紙に書いたおじいちゃんの戒名」、と言うので「紙なんですか?」と聞いたら、何度聞いても「…紙じゃない」との返事。
いや、今ご自分で紙に書いたって言ったじゃないですか!?!?!?
終いには『なんで通じないんだろう』みたいな白い目で見られる始末。

おばあちゃんにしてみたら、魂がこもっているので「紙」とは呼んでほしくない、ということだったらしいけど、日本語でしゃべってるのに日本語が通じなくて、パニックでした。口下手なおばあちゃんなのでしょうがないんだけど。

できれば「物理的な説明」と「お気持ち」は分けて話していただきたい…。
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