いつもビジュアルが面白い先生
ずーーっと前にチケットを買ってあった、アントネッロのマタイ受難曲を聴いてきました!
なんと早々に完売、関係者席を開放しての若干の当日券しかなかったという、もはやプレミアチケットです。
私はそもそも聴いたことがなかった曲なので、YouTubeで半分くらいは予習した(長いんですよ…)ものの、流石に1回サラッと聴いただけなのでほんのりしか記憶がない。
でも雰囲気は飲み込んでいったので、この舞台がどれほどすごいかはちゃんとわかりました。
全員ソリストレベルの方々が集まった合唱の凄まじさは、一昨年のメサイアで経験済みでしたが、今回はさらに字幕で歌詞の隅々まで提示してくださったこともあり、そのドラマティックさにやられました。まさに心を揺さぶられる演奏。アントネッロらしいお茶目さもあり。
そして皆様それぞれのソロの素晴らしさたるや。
筆舌に尽くしがたいとはこのことです。本当にものすごい公演でした。
ところで、IRCのディクション講座でもお世話になった、解説&字幕を担当された三ヶ尻先生が開演前に歩いていらっしゃったのをお見かけしたのですが、マスクにもなんかついてるし、胸元には大きなOのウムラウトのブローチが🤣
先生、発音を意識させるためにいろんな小道具を作っていらっしゃるんですが、友人が会場で耳にした情報によると、このブローチもどうやら売り物ではないらしいです(笑)。
マスクは、ネクタイの模様にもなっている作曲家の画像のシール?みたいでした。
視覚的には、今日は三ヶ尻先生に全部持って行かれました!