買うまでが読書です
無数にある本の海の中で、自分の力で出会える本は数が知れているし、人が推す本の話を聞くのは楽しいですね。
そういえばプロジェクト・ヘイル・メアリーも、ヤンデル先生とたらればさん(と柞刈湯葉さん)があまりに面白いと言うので買ったのでした。
特に鴨さんは、最近の私の座右の銘になりつつある「買うまでが読書」の提唱者であり、買った全ての本を頭から終わりまで読む必要は別にない、とハードルを下げてくれます。
たった1行のために1冊の本を買うこともあるし、買ったはいいけど積読のまま数年経った本がある日突然「読みなよ」と話しかけてくることもある。そもそも本はジャケ買いなので、10冊買って3冊でも面白い本があれば打率はイチロー以上だよ、と(笑)。
トークはあっという間の1時間でした。
そして買い物タイム。
鴨さんの著書や、トークの中で紹介された本は、会場入り口に平積みしてあったのですが、来年の朝ドラのモデルだそうなので欲しいなと思った「ボタニカ」はそこになく。第1グループの10数人でたらればさんと一緒に店内を回りながら探していましたが見つからず、3冊会計を済ませ、荷物をとりにお店の奥のトーク会場に戻りました。
買った本をリュックに入れ、運営の方にお礼を言いながら会場を出た途端、入り口の台にボタニカが立てかけてあって思わず叫ぶ。台の上の本もどんどん売れていたので、後から追加で運ばれてきた本の中にあったらしい。あんまり勢いよく叫んだので運営の方にも「探してらしたんですか?😅」と話しかけられ、帰り際にまんまと買いました(笑)。
ボタニカは帰りの電車で読み始めましたが、なんかもう朝ドラ見てるような気分になれます。
あと、言語学バーリ・トゥードは最初の1章だけ読んだけどめちゃくちゃ面白かったので、当たり引きまくりましたね。
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