フェスの映画でした
映画「犬王」を観てきました。
脚本が逃げ恥やアンナチュラルでお馴染み野木亜紀子さん、監督が映像研には手を出すなでお馴染み湯浅政明さん、音楽があまちゃんでお馴染み大友良英さんと、観ない理由が見つからない。
と言いつつ、ミュージカル仕立てということで、どんな感じか全くわからず行ったのですが、私は大変面白かったです。
日本版ジーザスクライストスーパースターとでも言おうか…どこかボヘミアンラプソディっぽくもあり。音楽もクイーンぽさある。
観る前に平家の壇ノ浦辺りの話だけは押さえておいた方がよさげだけど、(私は歴史を知らないから鎌倉殿見ててよかったと思ったが)普通の人はそれくらい知っているのだろうな。
大好きな野木さん脚本とはいえ、脚本のよさより演出と世界観がとにかく見応えあり。そして、途中は呆気に取られて観ていたけど、終わってみれば切ないバディものでもあります。
私は存じ上げなかったのですが、タイトルロールの犬王役、女王蜂のアヴちゃんさんの歌がまたとてもよかった。
で、作品とは全く関係なく、上映スクリーンがたまたま「プレミア」という部屋で(客席が少ないので割り当てられたのかな?)、椅子がフッカフカでとても気持ちよかったです。
そして安定のパンフ完売(白目)。こういう知る人ぞ知るみたいなアニメのパンフって大体いつも売り切れ。
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