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後輩なんだけど先輩っぽさしかない

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今日は神奈川県民ホールで、「大塚直哉が誘うバロックの世界Vol.1」を聴いてきました。

この大塚直哉さん、なんと私と同じ高校のご出身だそうですが、この県民ホールでも長年芸術講座を開催されているすごい方。
チェンバロの演奏の素晴らしさはもちろん、解説がわかりやすくて、興味深いステージでした。噂には聞いておりましたが、優しげな語り口がとても素敵。


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途中、ゲストの宮田まゆみさんが笙を演奏されたんですが、これがまたすごかった。チェンバロとの合奏曲(本来はハープシコードとの曲だそうですが)は、ミステリアスで、雅楽器とは思えない。そのままホラーゲームのBGMに使えそうな(例えがショボくてすみません)不思議な曲でした。さらにアンコールの全員での演奏「主よ人の望みの喜びよ」!笙ってそんな細かい演奏ができるんだ!!

そしてなんと言っても、ソプラノの我らが美紀先生と鈴木美登里さん。今回のテーマであるバロック初期の曲を、オペラ曲を中心に歌ってくださいました。
ソロもデュエットも美しくてうっとりでしたが、バロックの代名詞でもある「対比」を演じられ、お二人とも衣装も早変わりで八面六臂の大活躍。

個人的には、美紀先生のクレオパトラのアリアもまた聴けたし、ドレス姿もたくさん拝見できて、日本三大祭りの一つに推したい「ナカヤマ春のミキまつり」でございました。
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