また1つ新しいホールに行けた
今日はイコラ・リモート・クワイアでお世話になっている中山美紀先生ご出演の、アントネッロ第14回定期公演を聴きに行きました。
50年以上小田急線沿線に住んでるけど、代々木八幡で降りたの初めてかも。近くて嬉しい。
リコーダー、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ(チェロより少し小さい感じの古楽器)という編成の器楽で、17世紀スペインの音楽を奏でるという演奏会。リコーダーとコルネット(トランペットみたいな音がする縦笛)の濱田さんの超絶技巧と、美しい音色のチェンバロ、チェロに似た楽器だけど指で弾くとギターやハープのような音色のヴィオラ・ダ・ガンバ。知らない曲なのに、不思議と懐かしいような、魔法のような音楽でした。
そして美紀先生が登場して歌い出した途端、心の中のオタクが全力でサイリウムを振りながら大騒ぎしだして、ちょっとうるさかったです(実際にはうるさくしていません)(当たり前です)。
美紀先生の歌声といったらもう……美しい……尊い……語彙力……。
あんなに美しいままで、驚くほどコロコロ転がる声。途中で意外な声音(こわね)が出てきたり、リコーダーと会話するような仕草や、素晴らしい高音…ああもうずっと見て聴いていたい…。休憩後の赤いドレスもかわいらしかった…。
このご時世、お見送りができない代わりにと、アンコールの時に写真撮影OKにしてくださったり、アンコールの曲のラストが突然ひみつのアッコちゃんだったり(美紀先生の年代ではご存知ないはずなのにww)と、最後まで楽しませていただきました!
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