eDaily kya4 −絵日刊きゃ４−

もえが発熱。検査結果はマイナスだったが、インフルエンザの疑いということで、タミフルを処方された。
苦いらしいので、薬局で「おくすり飲めたね」のチョコレート味を購入。早速使ってみたところ、一口飲ませた途端、ものすごい不快な顔に。
「もういらない！」と泣いて逃げるので、巧にも手伝ってもらい、捕まえて口に入れたら吐き出す始末。でもスプーンには薬がそっくり残っている。

「ひょっとして、このゼリーの味がいやなの？」「うん」
「お薬だけなら飲める？」「うん」

結局水だけで飲めました。ピーチかいちごにすればよかったのかなぁ。しくしく。

私がネット巡回をしている最中、もえが「抱っこー」と言って膝に乗ってきた。
ひらがなを拾い読みしていると思ったら、突然「これ、ながぐつ？」と言う。何かと思って見てみると、二重鍵カッコのことだった。
子どもの目って、柔軟だよねー。トトロも見えるわけだわ。

夕方買い物に連れて行くと、パンやドーナツを買ってもらい、スーパーの片隅の休憩所で食べるのが大好きなもえ。
今日も自らコロッケパンとカフェオレとチョコを抱えて行き、レジのお姉さんが先に小さな袋に入れてくれた。会計のとき、ふと気づいたら、すでに椅子によじ登り、いそいそとテーブルに広げていた。
なんかおかしかった。

PTAの用事が朝早く、保育園に寄る時間がないため、出勤するおじいちゃんに連れて行ってもらおうとしたら、号泣。
おばあちゃんと「後でチョコ買ってあげるからね！」などとなだめながら無理やり車に乗せた。
夕方迎えに行くと、すっかり忘れたかのように楽しそうに走りよってきたが、「今日おじいちゃんと来たの？泣かなかった？」と聞いてみたら、チョコのこともしっかり覚えていた。薮蛇だった。

４年目ともなると、雛人形は飾ったものの、特に家でパーティーという雰囲気でもなく、普通の食事をした。夕方、母からもらった「ひなチョコ」をあげると、えらい喜びようで、ちょっと胸が痛んだ。
来年はもうちょっとひな祭りの雰囲気を作ろう。

保育園ではお昼寝がある。普通は月曜にシーツを持っていき、金曜に洗濯のため持ち帰るのだが、昨日の帰り、荷物の中には早くもシーツが。
そして今日、あまの仕事帰りにもえを連れて帰ってもらったら、帰るなり私に「悲しいお知らせがあります」。またかよ！

起きているときのトイレ成功率は、このところ大小とも100％になったのだが、おねしょはまだまだ止まらない。

特に兄ちゃんたちと違った育て方をしているわけではないのに、不思議と女の子の人形やぬいぐるみを欲しがるもえ。これがDNAのなせる業なのか。
それとは逆に、当然のことながら、言葉というものは環境によって決まるんだなと思い知る瞬間。
そういや、昔のバイト先で、「両面」は「リャンメン」と読むのが正式だと信じている女の子がいた。たぶん、同棲していたヤンキーの彼氏の影響じゃないかと思う。

こども会が無事終わって、サイゼリヤで昼食。その後すぐ、兄ちゃんズを家に置いて、もえと２人で買い物へ。エスカレーターを降りてマクドナルドの看板を見たとたん、

「もえちゃん、おなかすいてきちゃった…」

いや、さっき食べたばっかりだから！！

夜は、巧の誕生日だからと、おじいちゃんがお寿司をごちそうしてくれました。食べ過ぎた…。

子どもにはよく、「コレに触っていると落ち着く」、というものがある。
人形だったりタオルだったり、おかあさんの服だったり。

もえはなぜか、人の耳だ。