ピクショナリー
プレイ可能人数:4人〜9人
推奨プレイ年齢:単語の意味が理解できる年齢〜鉛筆が握れる年齢
盛りあがり度:☆☆☆☆
リプレイ期待度:☆☆☆☆☆
近所迷惑度:☆
携帯性:☆☆☆(ポケッタブルの場合)
他に必要なもの:平らなテーブル
遊び方:まず2人ずつのチームを作る。奇数人の場合は1人が審判になる。
チームに分かれて何をするかというと、お絵描きである。
セットにはすごろくボード、すごろくのコマ、サイコロ、砂時計、鉛筆、メモ用紙、問題カードが入っている。
すごろくのボードは5つのカテゴリによって色分けされている。
黄色はP(場所・人・モノなど)、青はO(触れるもの)、茶はA(アクション・動作)、緑はD(難問)、赤はAP(オールプレイ)。
問題カード1枚にはそれぞれ5つのお題が書いてあり、サイコロでコマを動かし、
止まったら問題カードを引いて、自分の止まっているマスの色のお題を絵で表現し、
チームメイトに当てさせる。絵を描く時間は砂時計が落ちるまでの1分間である。
当たったらサイコロを振ってコマを進め、また止まった色のカテゴリのお題を絵で描く。
間違ったらその場に止まり次のチームに権利が移る。絵はチーム内で交代で描く。
赤のカテゴリ、AP(オールプレイ)は全チームが一斉に描き始め、早く答えたチームの勝利となる。
ゴールもこの赤(AP)に設定されており、
せっかく一番にゴールに辿り着いてもAPで勝たなければゴールしたことにならない。
次に順番が廻って来てAPで勝った時、初めて勝者となる。
ゲーム後の楽しみ方:何と言っても絵を楽しむ、ということに尽きる。
過ぎた時間の名作、迷作たちを眺めて語り合おう。
私の寸評:これは面白い。何が面白いって、
ゴールまでの過程そのものが文句なしで面白い。字で読むとわかりづらいかもしれないけど、
やってみればルールもすぐわかるし簡単である。
絵がうまい人有利ジャン!と思うでしょう。
全く関係ないとは言わない。でも、何が最終的に勝敗を決めるかと言ったら、
それはチームメイトとの連携、時にはテレパシーじゃないかと思うような勘である。
絵と言っても、ようするに線が書ければ大丈夫。
むしろ、下手に絵心があるとなかなか核心部分に触れず、
時間に間に合わなかったりするのだ。
こんなことがあった。お題は「急流」。難しい。
挑戦するは高校時代の友人、男2人のチームだったのだが、
1人が鉛筆でザーッ、ザーッと途中で曲がる線を数本、勢いよく書くと、
それだけでパートナーは一発で「急流」と当てた。一発で当てるな!そんなもん!!
さらにこんなことも。お題は「ゴビ砂漠」。
描くのは私で答えるのは別の高校時代の友人だった。私はまず砂漠の絵を描き、
次に世界地図をざっと描いて「…この辺…かな…」と指すと、友人は一発で「ゴビ砂漠」と当てた。
しかし次の瞬間、あまと先ほどの友人2人から「そこはサハラ砂漠だ!!」というツッコミが。
当たればいいんだよ、当たれば(笑)。
うちが最初に買ったのはSEGAが販売した大きいものだったが、
最近町田の東急ハンズでポケッタブル(写真左側)を発見。
よく考えたらすごろくボードは大きい必要が全くないので、ポケッタブルで十分なのだが、
悲しいかなポケッタブルは問題カードが少ない。大きい方には500枚くらいのカードが入っている。
まあ、気合さえあれば手作り可能な代物なので、
まずポケッタブルを買って、ついている問題カードに倣ってたくさん作っておくのが吉かも。
また、名作、迷作がたくさん生まれるので、ぜひゲーム後に鑑賞タイムを設けたいところだが、
後になって見てみると何というお題だったか思い出せないことが多い。
1回描いたごとに紙の裏などにお題を書き留めておくと便利である。
慣れてくると審判が一番楽しい、不思議なゲームだ。
よかったらピクショナリー迷画劇場もご覧ください。